背景画像:仕事を知る

国内事業部/Y.Y.(2017年入社)

INTERVIEW

担当している仕事内容

国内事業部 Y.Y(2017年入社)

国内事業部 防災販売課という部署にて可搬消防ポンプを初め、積載車両などの消防団向け資機材を扱っています。防災販売課は基本的には全国62社の特約販売店を通して各地方自治体に消防ポンプなどを販売している部署で、私自身は東京・埼玉・神奈川・千葉の特約販売店5社の営業担当をしています。普段の業務内容としては、各種受注、見積、エンドユーザー向けのデモンストレーション、売上見込などの資料作成、特約販売店からの問合せ対応などを行っています。デスクワークと外出の割合が半々くらいで、ルーチンワークは少なく日々違う業務を行えるため刺激的で楽しいです。主要製品である消防ポンプの販売・営業だけでなく、他社から仕入れる防災用品の取扱いや、消防ポンプを載せる積載車の仕様を決めたり艤装工場との打合せを繰り返して実際に形にしたり、時には法令や車両の登録要件を調べることもあり、多岐にわたる幅広い知識と必要なときに自分で調べる力が身に着く環境だと思います。特に積載車においては各市町村によって仕様がまったく異なるため、仕様書の読解や市町村担当者との打合せからどういう車を作るかを明確にし、納期通りに仕上げるための一通りの手配を行う必要があり、難しくもあるのですが車両が出来上がって消防団に納車される際にはひときわ安堵感と達成感があります。

印象に残っているエピソード

営業担当になってまだ1年目のときに、前任者から引き継いだ車両の製作をしました。

車両後部のパワーゲートを仕様書に記載された寸法通りに製作したところ、積載するリヤカーがギリギリ乗るくらいの奥行で、資機材を積んで200kgほどの重量になったリヤカーを降ろすには非常に危険な状態でした。

車両の進捗確認をする中間検査で消防の担当者と工場の製作者と1時間以上も何とかできないかと思考を巡らせ、最終的にはリヤカーのタイヤを留める取外式のストッパーをパワーゲートにつけて解決はしたのですが、仕様書を見て製作に取り掛かるときにもっと具体的に車両の完成形をイメージできていれば、初めからパワーゲートをもう少し長く作るなどの対応ができたのにという反省がありました。

人から引き継いだものでも、初めてのことで分からないことであっても、担当になった瞬間自分が進めていくしかなく、私の行動一つで良くも悪くもなります。担当とはそういう責任のある立場なのだと考えさせられる出来事で、一番の教訓になっています。

トーハツを選んだ理由

もともと家族にメーカー勤めが多くメーカーはアットホームな雰囲気だからと勧められていたことと、モノありきの仕事が自分に向いている気がしていたため、ほぼ製造業に絞って就職活動をしていました。トーハツはその中でも取扱う物の珍しさで目に留まり、会社説明会を受け社員の紹介動画などを見ていたときに何となく落ち着いた雰囲気で自分に合っていそうだったので、内々定をいただいたときに入社を決めました。

実際、入ってからも人の暖かさ、穏やかさがあり、他部署との交流も多く良い職場だと感じています。

また、内々定をいただいたあとも先輩女性社員との面談や、トーハツが出展する展示会の見学、工場見学など定期的に開催してもらえたことも、安心して入社することができる一助になったかと思います。

学生の皆さんへ一言

社会人1年目からの数年間、本当にスポンジのように様々なことを素直に吸収できる貴重な時間だと思います。

就活がうまく行かなければ辛い気持ちになることもあるかと思いますが、ぜひ自分が成長できると思えるような会社に入社できるよう、頑張ってください。

これまでのキャリア

1年目:営業部にて内勤(事務方)、営業担当のフォローを行いながら社内システムの理解、商品知識などを身につける。
3年目:初めて後輩を持ち指導する立場になる。EXCELなどを勉強し社内管理表の運用などの業務改善をする。
5年目:営業担当となり東京・埼玉・神奈川を担当。何もかもが新しく、新入社員に戻った気分で諸先輩に助けられながら業務を行う。
7年目:担当地域に千葉も追加。営業も3年目となりある程度一人で対応できるようになった。

※登場する社員の部署およびインタビュー内容は、取材当時のものです。

Let's Fly with us - 無限の創造性をもとめて空に舞い上がろう。